自分をいたわる時間。6月はあじさい守り
雨のなか優雅にしっとりたたずむあじさいの花には、古くから「子孫繁栄」や「金運上昇」などの力があるとか、
厄除けの力が備わっているという伝承もあるそうです。
そんなあじさいの花をつるして飾るといろんな御利益がある・・・という話を伺い「あじさい守り」づくりのワークショップを開催しました。
6月の6の付く日(6・16・26日)に、このお守りをトイレに飾ると、婦人病をよけると言われているので、今回はこの厄除けのあじさい守りを作ることに。
まず、和紙を2枚用意し、1枚の和紙の中央に
健康を祈念したい(自分の)名前と住所、生年月日を書きます。
このとき、連ねて同じように健康を祈りたい家族や友人の名前を書いても良いそう。
次に、あじさいの茎にワイヤーを巻き付け、取り付ける時のフックを作ります。
「ドライになると茎が細るので、茎の節にかかるように、きつめに巻きつけるといいですよ」とあずささん。
しっかり巻きつけたワイヤーの先は、マスキングテープなどで保護しておきます。
名前・住所・生年月日を書いた和紙の上にもう一枚和紙を重ね、あじさいを置きます(名前はあじさい側でも外側でもOK)。
あじさいを包むように和紙で包み
紅白の水引で結びます。
重ねた和紙を 両面テープで留めて完成です。
水引を金銀にして作ったものを、土用の丑の日に玄関につるせば金運上昇の祈願に。
ちなみに今年(2018年)の土用の丑の日は7月20日と8月1日。
自分や大切な人の健康を思いながら、
花のお守りを作るひとときはとてもおだやかで(おしゃべりはつきませんでしたが・・・)ゆったりとした時間でした。
「今回使用したあじさいはアキイロアジサイという種類で、コロンビア産。アンティークカラーのしっかりとした花なので、このままつるしておけば自然にドライフラワーになって、あまりしぼむことも、色が変わりすぎることもありません。日本の庭先によくあるあじさいだともしぼみ方や色の落ち方が違うので、ご自宅で作られるときにはご注意くださいね」とアドバイスいただきました。